Winning Post 9

少し前の話になりますが、3月28日に発売された「Winning Post 9」のSwitch版を購入しました。
Switch版のウイポを買うのは、前作である8の2018年版に続き、今回で2本目です。

前作でも時間を掛けて騎手、調教師、馬主、牧場を実名化したのだけど、今回はナンバリングが進みエディットデータの引き継ぎが出来ないため、また一から実名化を行いました。この実名化作業は苦行以外のなにものでもないで、いい加減なんとかして欲しいですが、その作業も一通り終わりプレイを開始したので現時点での感想を書きたいと思います。

結論から言うと、面白くないです。過去のナンバリング無印と比較しても今回は歴代最低かもしれません。

初代のPC版から様々な機種で、このシリーズをプレイしてきましたが、初代(PK含む)、2、3と進むごとに良くなっていき、6で一区切り、7で過去作を踏襲しながらも史実を追従する形になったあたりで競馬ゲームとしては進化が止まったように思えます。
その後は、7のマイナーチェンジを10年近くおこない、やっと出た8は、7をベースに結婚システムなどが追加されましたが、競馬には関係ない要素のうえ、7にあって8に無いものもあるので、人によっては退化したと思うかも知れません。個人的には、8は世界頂上決戦が鬱陶しかったです。
今回の9は8から結婚などを取り除き、その他にも色々と削り、新たなシステムを追加してものになります。

まず、気になったのがUIの酷さ。決定、キャンセルがA、Bボタンというのはよくありますが、設定反映、確定がXボタン、会話の早送りがZRボタンなど、実際にやってみないと判らないと思いますが酷いです。マウス、キーボードでやるであろうPC版は判りませんが、恐らくPS4版も同じように酷いのではないかと思います。

そして、今回の目玉だと思われる絆コマンド、ライバル対決ですが、なんでこんなもの入れたのだろうというレベルです。
絆コマンドは、特定の条件で手に入るコマンドを使うことで、所有馬の能力を上げる、人物と出会う、といった恩恵を受けられるものなのですが、なんだかソシャゲのキャラ強化要素みたいで安っぽいうえ、コマンド入手時の演出が鬱陶しいです。ライバル対決は、レースの勝敗でライバル認定して、同一レースに出走すると余計な演出が入るのですが、これがまた鬱陶しい。
これらを面白いと思う人がいるのであれば申し訳ありませんが、個人的にどちらも不要なもので、これらのせいでテンポが悪くなっているので最悪です。

そういえば、8の開始年は1982年だったけど、今回は1991年スタートになります。
これに関しては、7で初めて史実期間を取り入れた時は1984年から20年間くらいだったのが、8の2018では1982年~2018年で36年間となったので調整したのでしょうか。
シンボリルドルフだったり、競馬ブームの主役オグリキャップが引退後のスタートは、人によってはマイナスかも知れませんが、1982年は古すぎるという人もいるだろうし難しいところです。G1ジョッキーのように始める年を選べるといいのですが、難しいのですかね。

7から8になった時もクラブなどが無くなりましたが、マイナーチェンジである年度版で追加されたりしたので、恐らく来年以降に発売される年度版で色々追加されるかも知れません。ですが、今回の9がベースになると考えると、8にあって9に無い要素が追加されたとしても、面白くなるかは疑問です。

競馬ゲームが昔のように盛り上がることは、もう無いだろうし、競合相手がほぼいない状態なので、不満はあっても何だかんだで買ってしまうのが悔しい。
来年出るであろう「Winning Post 9 2020」が、予想を裏切り良作であることを期待します。


Winning Post 9 - Switch
コーエーテクモゲームス
2019-03-28

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト